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読書メーター:まとめ
2009年12月21日 - 2009年12月27日の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2644ページ
シュガーダーク 埋められた闇と少女 (角川スニーカー文庫)
どんなに絶望的に思えても、誰かと一緒ならなんとか生きて行けたりするのだろうか。物理的にも精神的にも閉ざされてしまった共同墓地の中でのメリアのムオルに対する心遣いが、何もかもを諦めてしまった者のそれで、対するムオルのメリアに対する想いはまだ残された可能性を諦めていない者のそれで。自分達の意思で歩むことを勝ち取った彼らの未来が、幸多いものであればいいのになあ。
読了日:12月21日 著者:新井 円侍
TOKYO EYE‐SHOT シャドウランシティファイル―ファンタジー・ファイル (富士見文庫―富士見ドラゴンブック)
シャドウランはほとんど遊んだことはないのだけれど、この世界の「TOKYO」ってのが面白い。特に新宿の「西側」はナンバー持ちの市民達が働く行政機関や企業が密集し、「東側」は非登録市民達が暮らすこの想像は納得が行くなあ。これ読んだあとで新宿へ出かけると街の見方が変わりそう。本の前半はジャーナリストのレポートの形を取って判りやすく未来の東京の街を紹介しているのでイメージが掴み易いです。企業内の暗闘に関するものがお気に入りですが、「彼」の性格だと遅かれ早かれこうなっただろうと思ってしまうなあ。脇甘すぎですよ羊さん
読了日:12月22日 著者:江川 晃,グループSNE
オーパ、オーパ!!〈アラスカ至上篇 コスタリカ篇〉 (集英社文庫)
アラスカでの狩りの話。歳を重ね、人生の味わいを語って見せても、初めての事にたじろぐ経験はある。そしてそのことを言い訳しない、繕わない。そういうものだ、男というのは。そんな風に淡々と諭される。こういうことを教えてくれる大人がもっと居ればいいのに、と思ってちゃあいけないんだろうなあ。変わって、後半はコスタリカでの釣りの話。飲んで、食べて、笑って、疲れたら寝ればいい。ヤンチャ坊主がそのまま大人になるとこうなってしまうんだぞ、と笑いつつもお前も来いと言われている気が。勉強させていただきます。
読了日:12月23日 著者:開高 健,高橋 昇
僕は友達が少ない (MF文庫 J ひ)
そんなに構えなくてもいいのに。なんだか「友達」に対するハードル高くないですか。集まって遊んでいるゲームの内容、邪鬼やラストの引きも含めネタ満載ですが、フランクなネットスラング全開で繰り広げられる舌戦は読んでいてとても楽しかった。そしてこんなにも面白そうな毎日を過ごしているのにも関わらず、本人達はどこか不満げ...なのもお約束なんだろうなあ。闇鍋の描写は多分やったことある人ならうなずけると思う。そうそう、考えなしにやると生ゴミの臭気が立ち込めるんだよね(苦笑)。
読了日:12月24日 著者:平坂読
僕は友達が少ない 2 (MF文庫 J ひ)
「記号としての萌え」に頼りすぎてる印象が。ちょっと残念。
読了日:12月25日 著者:平坂 読
ハワイイ紀行 完全版 (新潮文庫)
一般的に思い浮かべる、マリンレジャーとショッピングのハワイではなく、歴史や文化をそこに暮らす人々の日常から綴る紀行文なので、地元の人々の問題意識なども見えてきます。サーフィンが宣教師に禁止された話、神々に披露するためのフラに込められた想いや願い、サトウキビ畑のプランテーションを作るために土地も水も奪われた歴史や、失われかけているハワイイ語の話など、観光地ではないハワイイの素顔。ああもうハワイイ行きたいなあ!読んでいるだけでそんな気分にそりゃあなるさ!
読了日:12月26日 著者:池澤 夏樹
神秘結社アルカーヌム (扶桑社ミステリー)
コナン・ドイル、ラヴクラフト、アレイスター・クロウリーやフーディーニといった「有名人」達が大活躍する架空の物語。いや、もうこういう話大好き!ドイルの切れ者っぷりはもうまんまあの人だし、ラヴクラフトは虐げられながらもやる時はやるしで、贔屓の役者が活躍した時の嬉しさみたいなものを感じて幸せになります。少女アビゲイルと、潔癖であろうとする禁欲青年ラヴクラフトのあのシーンは想像するだけでにやにやしてしまうけれど(笑)。
読了日:12月27日 著者:トマス・ウィーラー
読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2644ページ
シュガーダーク 埋められた闇と少女 (角川スニーカー文庫)どんなに絶望的に思えても、誰かと一緒ならなんとか生きて行けたりするのだろうか。物理的にも精神的にも閉ざされてしまった共同墓地の中でのメリアのムオルに対する心遣いが、何もかもを諦めてしまった者のそれで、対するムオルのメリアに対する想いはまだ残された可能性を諦めていない者のそれで。自分達の意思で歩むことを勝ち取った彼らの未来が、幸多いものであればいいのになあ。
読了日:12月21日 著者:新井 円侍
シャドウランはほとんど遊んだことはないのだけれど、この世界の「TOKYO」ってのが面白い。特に新宿の「西側」はナンバー持ちの市民達が働く行政機関や企業が密集し、「東側」は非登録市民達が暮らすこの想像は納得が行くなあ。これ読んだあとで新宿へ出かけると街の見方が変わりそう。本の前半はジャーナリストのレポートの形を取って判りやすく未来の東京の街を紹介しているのでイメージが掴み易いです。企業内の暗闘に関するものがお気に入りですが、「彼」の性格だと遅かれ早かれこうなっただろうと思ってしまうなあ。脇甘すぎですよ羊さん
読了日:12月22日 著者:江川 晃,グループSNE
オーパ、オーパ!!〈アラスカ至上篇 コスタリカ篇〉 (集英社文庫)アラスカでの狩りの話。歳を重ね、人生の味わいを語って見せても、初めての事にたじろぐ経験はある。そしてそのことを言い訳しない、繕わない。そういうものだ、男というのは。そんな風に淡々と諭される。こういうことを教えてくれる大人がもっと居ればいいのに、と思ってちゃあいけないんだろうなあ。変わって、後半はコスタリカでの釣りの話。飲んで、食べて、笑って、疲れたら寝ればいい。ヤンチャ坊主がそのまま大人になるとこうなってしまうんだぞ、と笑いつつもお前も来いと言われている気が。勉強させていただきます。
読了日:12月23日 著者:開高 健,高橋 昇
僕は友達が少ない (MF文庫 J ひ)そんなに構えなくてもいいのに。なんだか「友達」に対するハードル高くないですか。集まって遊んでいるゲームの内容、邪鬼やラストの引きも含めネタ満載ですが、フランクなネットスラング全開で繰り広げられる舌戦は読んでいてとても楽しかった。そしてこんなにも面白そうな毎日を過ごしているのにも関わらず、本人達はどこか不満げ...なのもお約束なんだろうなあ。闇鍋の描写は多分やったことある人ならうなずけると思う。そうそう、考えなしにやると生ゴミの臭気が立ち込めるんだよね(苦笑)。
読了日:12月24日 著者:平坂読
僕は友達が少ない 2 (MF文庫 J ひ)「記号としての萌え」に頼りすぎてる印象が。ちょっと残念。
読了日:12月25日 著者:平坂 読
ハワイイ紀行 完全版 (新潮文庫)一般的に思い浮かべる、マリンレジャーとショッピングのハワイではなく、歴史や文化をそこに暮らす人々の日常から綴る紀行文なので、地元の人々の問題意識なども見えてきます。サーフィンが宣教師に禁止された話、神々に披露するためのフラに込められた想いや願い、サトウキビ畑のプランテーションを作るために土地も水も奪われた歴史や、失われかけているハワイイ語の話など、観光地ではないハワイイの素顔。ああもうハワイイ行きたいなあ!読んでいるだけでそんな気分にそりゃあなるさ!
読了日:12月26日 著者:池澤 夏樹
神秘結社アルカーヌム (扶桑社ミステリー)コナン・ドイル、ラヴクラフト、アレイスター・クロウリーやフーディーニといった「有名人」達が大活躍する架空の物語。いや、もうこういう話大好き!ドイルの切れ者っぷりはもうまんまあの人だし、ラヴクラフトは虐げられながらもやる時はやるしで、贔屓の役者が活躍した時の嬉しさみたいなものを感じて幸せになります。少女アビゲイルと、潔癖であろうとする禁欲青年ラヴクラフトのあのシーンは想像するだけでにやにやしてしまうけれど(笑)。
読了日:12月27日 著者:トマス・ウィーラー
読書メーター
読書メーター:まとめ
2009年12月14日 - 2009年12月20日の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2234ページ
難民探偵
西尾維新としては正直残念な感じ。ワーキングプアだとか格差だとか最近になって散々言われているけれども、この国には人間を搾取する仕組みが存在し、それは合法的なやり方で隠蔽されている。学歴なんて関係なくそれは働き手を餌食にし、ズタズタにして捕食する。その開いた顎に飛び込まない唯一の方法はそれを知り、理解した上で避けて通ることだけれど、自分がそれをはっきりと知ったのは働いてみてしばらくしてからだった。こういうことは学校も親も決して教えてくれないし、本で読んでも実感は沸かない。どうすればいいのだろうか。
読了日:12月14日 著者:西尾 維新
タイタス・クロウの事件簿 (創元推理文庫)
知識を武器に戦う神秘術家!もうこれだけで惚れる(笑)。地味目な話が多いんだけれど、語り口調に勢いがあるこの文体は癖になります。クトゥルフ物と言えば、知れば知るほどに破滅に近づいていき、その全貌が明らかになった頃には破滅から免れ得ないという展開が多いのですが、タイタス・クロウはそれすらも爽快に覆して見せる!ラヴクラフトやダーレス好きな自分でさえ、極限状態に置かれてなお諦めず、禁断の知識を武器として振るう彼の逆転劇には喝采を送りたい。
読了日:12月15日 著者:ブライアン ラムレイ
オーパ、オーパ!!〈アラスカ篇 カナダ・カリフォルニア篇〉 (集英社文庫)
前巻に引き続いてオヤジの悪餓鬼ッぷりがヒートアップしている気がする。それでいてシンミリとした語り口調であったり、抑え気味にした興奮を滲ませた描写であったりと、この文章はホント読んでいて嬉しくなります。針に獲物が掛かった瞬間の興奮だけでなく、釣り糸を垂れて魚が掛かるまでのあの孤独でさえ文章から伝わって来る。それもまた男の釣りの愉しみなのだと言わんばかりに。憧れますナァ(笑)。
読了日:12月16日 著者:開高 健,高橋 昇
配達あかずきん―成風堂書店事件メモ (創元推理文庫)
書店にまつわる謎と推理というよりは、それを取り巻く人々の物語に気持ちよくなれる。「標野にて 君が袖振る」の時を越えた想いとか素敵だなあ。「ディスプレイ・リプレイ」で描かれる、そこに置かれた一枚の絵が想いや意図で凶器にも変わる様子はいろいろと思い当たることもあってどきりとさせられる。反して「日常的でない」と言えば「配達あかずきん」のバーバー・Kは遠巻きに見てみたい気がするけど、決して足を踏み入れない店の一つだな...。
読了日:12月17日 著者:大崎 梢
もふもふっ珠枝さま! (MF文庫J)
新装スタートですが、相変わらずの面々が相変わらずのドタバタを繰り広げていて嬉しく思います。妖怪と人間とが楽しそうに和気藹々とやっているのも嫌いじゃないんですが、もう少し民俗学的なテイストを混ぜて欲しかったなあと思ったりも。
読了日:12月18日 著者:内山 靖二郎
ハーメルンの笛吹き男―伝説とその世界 (ちくま文庫)
これは面白い!ハーメルンの笛吹き男の話は誰もが知っていると思いますが、それが13世紀の実話を元にしていることは案外知られていないのでは。事件当時の状況を丹念に追った多くの資料や、当時の経済的、文化的な背景を丹念に追いかけるのが面白い。中世ヨーロッパの社会と差別の構造や、周辺の諸都市で起きていた類似の子ども達の集団失踪事件等、次々に興味深い話題が述べられていく...。一般的に思い浮かべる牧歌的な中世ヨーロッパ社会とは全く違う、暗い闇の中に茫と浮かぶ僅かな蝋燭の灯りのような史実には好奇心を掻き立てられます。
読了日:12月19日 著者:阿部 謹也
コーンウォール―妖精とアーサー王伝説の国
井村君江さんの妖精に関するものの中でも、この本は妖精譚とその解説を行いつつ、妖精の生まれ故郷であるコーンウォールを豊富な写真で案内する紀行文でもあります。そこに暮らす人々や都市の様子、古い時代の城壁や、遥かな古代の列石等、眺めているだけでも幸せな気分に浸れるとても贅沢な本です。妖精は過去の御伽噺ではなく、そこに住む人々とともに今もそこに居るんだという想いが...あ、文中に出てくるコーニッシュ・パースティは蕪と牛肉とラードのハーモニーが絶品なので、是非レシピに忠実に作って食べてみて欲しい!
読了日:12月20日 著者:井村 君江
読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2234ページ
難民探偵西尾維新としては正直残念な感じ。ワーキングプアだとか格差だとか最近になって散々言われているけれども、この国には人間を搾取する仕組みが存在し、それは合法的なやり方で隠蔽されている。学歴なんて関係なくそれは働き手を餌食にし、ズタズタにして捕食する。その開いた顎に飛び込まない唯一の方法はそれを知り、理解した上で避けて通ることだけれど、自分がそれをはっきりと知ったのは働いてみてしばらくしてからだった。こういうことは学校も親も決して教えてくれないし、本で読んでも実感は沸かない。どうすればいいのだろうか。
読了日:12月14日 著者:西尾 維新
タイタス・クロウの事件簿 (創元推理文庫)知識を武器に戦う神秘術家!もうこれだけで惚れる(笑)。地味目な話が多いんだけれど、語り口調に勢いがあるこの文体は癖になります。クトゥルフ物と言えば、知れば知るほどに破滅に近づいていき、その全貌が明らかになった頃には破滅から免れ得ないという展開が多いのですが、タイタス・クロウはそれすらも爽快に覆して見せる!ラヴクラフトやダーレス好きな自分でさえ、極限状態に置かれてなお諦めず、禁断の知識を武器として振るう彼の逆転劇には喝采を送りたい。
読了日:12月15日 著者:ブライアン ラムレイ
オーパ、オーパ!!〈アラスカ篇 カナダ・カリフォルニア篇〉 (集英社文庫)前巻に引き続いてオヤジの悪餓鬼ッぷりがヒートアップしている気がする。それでいてシンミリとした語り口調であったり、抑え気味にした興奮を滲ませた描写であったりと、この文章はホント読んでいて嬉しくなります。針に獲物が掛かった瞬間の興奮だけでなく、釣り糸を垂れて魚が掛かるまでのあの孤独でさえ文章から伝わって来る。それもまた男の釣りの愉しみなのだと言わんばかりに。憧れますナァ(笑)。
読了日:12月16日 著者:開高 健,高橋 昇
配達あかずきん―成風堂書店事件メモ (創元推理文庫)書店にまつわる謎と推理というよりは、それを取り巻く人々の物語に気持ちよくなれる。「標野にて 君が袖振る」の時を越えた想いとか素敵だなあ。「ディスプレイ・リプレイ」で描かれる、そこに置かれた一枚の絵が想いや意図で凶器にも変わる様子はいろいろと思い当たることもあってどきりとさせられる。反して「日常的でない」と言えば「配達あかずきん」のバーバー・Kは遠巻きに見てみたい気がするけど、決して足を踏み入れない店の一つだな...。
読了日:12月17日 著者:大崎 梢
もふもふっ珠枝さま! (MF文庫J)新装スタートですが、相変わらずの面々が相変わらずのドタバタを繰り広げていて嬉しく思います。妖怪と人間とが楽しそうに和気藹々とやっているのも嫌いじゃないんですが、もう少し民俗学的なテイストを混ぜて欲しかったなあと思ったりも。
読了日:12月18日 著者:内山 靖二郎
ハーメルンの笛吹き男―伝説とその世界 (ちくま文庫)これは面白い!ハーメルンの笛吹き男の話は誰もが知っていると思いますが、それが13世紀の実話を元にしていることは案外知られていないのでは。事件当時の状況を丹念に追った多くの資料や、当時の経済的、文化的な背景を丹念に追いかけるのが面白い。中世ヨーロッパの社会と差別の構造や、周辺の諸都市で起きていた類似の子ども達の集団失踪事件等、次々に興味深い話題が述べられていく...。一般的に思い浮かべる牧歌的な中世ヨーロッパ社会とは全く違う、暗い闇の中に茫と浮かぶ僅かな蝋燭の灯りのような史実には好奇心を掻き立てられます。
読了日:12月19日 著者:阿部 謹也
井村君江さんの妖精に関するものの中でも、この本は妖精譚とその解説を行いつつ、妖精の生まれ故郷であるコーンウォールを豊富な写真で案内する紀行文でもあります。そこに暮らす人々や都市の様子、古い時代の城壁や、遥かな古代の列石等、眺めているだけでも幸せな気分に浸れるとても贅沢な本です。妖精は過去の御伽噺ではなく、そこに住む人々とともに今もそこに居るんだという想いが...あ、文中に出てくるコーニッシュ・パースティは蕪と牛肉とラードのハーモニーが絶品なので、是非レシピに忠実に作って食べてみて欲しい!
読了日:12月20日 著者:井村 君江
読書メーター
読書メーター:まとめ
2009年12月7日 - 2009年12月13日の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2256ページ
“文学少女”と恋する挿話集 2 (ファミ通文庫)
「表」の馬鹿ップルが霞んで見えない程、始まりから終わりまでななせの話だった。高校生ってこんなに単純じゃないし、必要以上に物事を難しくして、外の世界を知らないまま狭い井戸の中で戦ってると思うのだけれど、レンアイというものに途方も無い期待を抱いて死にそうに締め付けられているのも真実だったし、それは当時の自分にとって紛れも無い現実だった。楽しそうな絵文字を使いつつも、メールを送信する悲しげな琴吹ななせの描写はストンと突き落とされるような気持ちにさせられるので、どうかいつか彼女が幸せになる話をお願いします。
読了日:12月07日 著者:野村 美月
マヤ文字解読
一見退屈な学術書に見えますが、エンターテイメントとして一級品。どろどろとした学会、権威に奢った老教授の妨害に苦しみ続ける若き学者、「ナショナル・ジオグラフィックの編集者の息子として、外国に旅行し冒険に遭遇する無限の可能性を手にした」天才少年デヴィッド・スチュアートが看破した文字に秘められた秘密...。専門的な知識だけでなく、文字の解読に挑んだ大勢の人々の物語。いいね!
読了日:12月08日 著者:マイケル・D. コウ,増田 義郎
ダブルクロスThe 3rd Editionリプレイ・ジェネシス(1) 放課後のアルテミス (富士見ドラゴンブック 30-11)
新シリーズ1冊目、何も知らない一般人がオーヴァードに覚醒していく物語は様式美と言っていいと思う。崩れ去る日常と、そこから零れ落ちることに抗う者たちって好きだなあ。あやめとコウそれぞれの「日常」が互いにどう影響していくのか非常に気になるところです。というか台本無しの即興劇でどうしてここまで出来るのかが本当に不思議。FH側にも大きな動きが見えるので今後の展開が気になります。あと「狩りの女神」あやめのモルフェウス/ノイマンに覚醒したエフェクト描写素敵。鈴吹社長じゃないけどズギュンときました。
読了日:12月09日 著者:伊藤 和幸,F.E.A.R.
ダブルクロスThe 3rd Editionリプレイ・ジェネシス(2) 日常のボーダーライン (富士見ドラゴンブック 30-12)
神月先生のイージーエフェクトや裁判所コンボ、コウとあやめのラブコメパートのお約束とか小ネタが楽しい。特にイージーエフェクト一式が大活躍し過ぎ。鈴吹社長演じる陸原瞳が要所でポイントを抑えた重要な役割を果たしているのはゲーマーとして憧れます。ああいうプレイが出来る人凄いよなあ。
読了日:12月10日 著者:F.E.A.R.,伊藤 和幸
化け猫とめまいのスキャット―ブギーポップ・ダークリー (電撃文庫)
最強とエンブリオがいいコンビとして安定していることが可笑しかった。なんか丸くなった? 世界の敵は強力だけどどこか寂しい能力だった。世界から目を逸らし、自分からも目を背けた彼女が、最後までイメージし続けたのが彼氏との他愛も無い会話だったこと、そして彼女が世界の敵であることを知ってなお、彼女を失ったことを悲しく思う人がいたことがやるせない。
読了日:12月11日 著者:上遠野 浩平
吸血鬼幻想―ドラキュラ王国へ (中公文庫)
著者、菊池秀行が訪れるルーマニアの紀行文、と言えば聞こえはいいけれど裏話をぶっちゃけ過ぎです。これはこれで楽しいから良いんですが(笑)。ドラキュラのモデルとなったワラキア公ヴラド・ツェペシュが現地ではトルコ軍の進入を防いだ英雄なのは有名な話ですが、それでも著者が主張するように酒場でその名前を口に出しただけで「お代はいらない。それを飲んだら出て行ってくれ」というような展開にならないのは少し残念。
読了日:12月12日 著者:菊地 秀行
オアハカ日誌
シダ植物を愛する人達がメキシコを訪ねた際の日記です。一言で表すのなら「シダ植物の大好きな人達によるシダ植物の大好きな人のためのシダ植物の話」でしょうか。中南米の遺跡群に立ち寄った際にも歓声を上げて遺跡の石組みの隙間から葉を伸ばすシダに群がったりしている記述があるのですが、こういうの羨ましいと感じますね。専門分野が異なる知識人たちが、シダという趣味を通していろいろな話をしているのがまた楽しい。彼らによる多くのシダにまつわるちょっとした歴史やエピソードはシダ植物に別に興味が無い人にとっても面白いです。
読了日:12月13日 著者:オリヴァー・サックス
読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2256ページ
“文学少女”と恋する挿話集 2 (ファミ通文庫)「表」の馬鹿ップルが霞んで見えない程、始まりから終わりまでななせの話だった。高校生ってこんなに単純じゃないし、必要以上に物事を難しくして、外の世界を知らないまま狭い井戸の中で戦ってると思うのだけれど、レンアイというものに途方も無い期待を抱いて死にそうに締め付けられているのも真実だったし、それは当時の自分にとって紛れも無い現実だった。楽しそうな絵文字を使いつつも、メールを送信する悲しげな琴吹ななせの描写はストンと突き落とされるような気持ちにさせられるので、どうかいつか彼女が幸せになる話をお願いします。
読了日:12月07日 著者:野村 美月
マヤ文字解読一見退屈な学術書に見えますが、エンターテイメントとして一級品。どろどろとした学会、権威に奢った老教授の妨害に苦しみ続ける若き学者、「ナショナル・ジオグラフィックの編集者の息子として、外国に旅行し冒険に遭遇する無限の可能性を手にした」天才少年デヴィッド・スチュアートが看破した文字に秘められた秘密...。専門的な知識だけでなく、文字の解読に挑んだ大勢の人々の物語。いいね!
読了日:12月08日 著者:マイケル・D. コウ,増田 義郎
ダブルクロスThe 3rd Editionリプレイ・ジェネシス(1) 放課後のアルテミス (富士見ドラゴンブック 30-11)新シリーズ1冊目、何も知らない一般人がオーヴァードに覚醒していく物語は様式美と言っていいと思う。崩れ去る日常と、そこから零れ落ちることに抗う者たちって好きだなあ。あやめとコウそれぞれの「日常」が互いにどう影響していくのか非常に気になるところです。というか台本無しの即興劇でどうしてここまで出来るのかが本当に不思議。FH側にも大きな動きが見えるので今後の展開が気になります。あと「狩りの女神」あやめのモルフェウス/ノイマンに覚醒したエフェクト描写素敵。鈴吹社長じゃないけどズギュンときました。
読了日:12月09日 著者:伊藤 和幸,F.E.A.R.
ダブルクロスThe 3rd Editionリプレイ・ジェネシス(2) 日常のボーダーライン (富士見ドラゴンブック 30-12)神月先生のイージーエフェクトや裁判所コンボ、コウとあやめのラブコメパートのお約束とか小ネタが楽しい。特にイージーエフェクト一式が大活躍し過ぎ。鈴吹社長演じる陸原瞳が要所でポイントを抑えた重要な役割を果たしているのはゲーマーとして憧れます。ああいうプレイが出来る人凄いよなあ。
読了日:12月10日 著者:F.E.A.R.,伊藤 和幸
化け猫とめまいのスキャット―ブギーポップ・ダークリー (電撃文庫)最強とエンブリオがいいコンビとして安定していることが可笑しかった。なんか丸くなった? 世界の敵は強力だけどどこか寂しい能力だった。世界から目を逸らし、自分からも目を背けた彼女が、最後までイメージし続けたのが彼氏との他愛も無い会話だったこと、そして彼女が世界の敵であることを知ってなお、彼女を失ったことを悲しく思う人がいたことがやるせない。
読了日:12月11日 著者:上遠野 浩平
吸血鬼幻想―ドラキュラ王国へ (中公文庫)著者、菊池秀行が訪れるルーマニアの紀行文、と言えば聞こえはいいけれど裏話をぶっちゃけ過ぎです。これはこれで楽しいから良いんですが(笑)。ドラキュラのモデルとなったワラキア公ヴラド・ツェペシュが現地ではトルコ軍の進入を防いだ英雄なのは有名な話ですが、それでも著者が主張するように酒場でその名前を口に出しただけで「お代はいらない。それを飲んだら出て行ってくれ」というような展開にならないのは少し残念。
読了日:12月12日 著者:菊地 秀行
オアハカ日誌シダ植物を愛する人達がメキシコを訪ねた際の日記です。一言で表すのなら「シダ植物の大好きな人達によるシダ植物の大好きな人のためのシダ植物の話」でしょうか。中南米の遺跡群に立ち寄った際にも歓声を上げて遺跡の石組みの隙間から葉を伸ばすシダに群がったりしている記述があるのですが、こういうの羨ましいと感じますね。専門分野が異なる知識人たちが、シダという趣味を通していろいろな話をしているのがまた楽しい。彼らによる多くのシダにまつわるちょっとした歴史やエピソードはシダ植物に別に興味が無い人にとっても面白いです。
読了日:12月13日 著者:オリヴァー・サックス
読書メーター
The Midsummer Fire Festival Begins!!

始まってからそろそろ一週間が経ちますが、WoWの火祭り楽しんでます。といってもマイペースに各地を周っているだけなんですが。
どちらかというと地味めの季節イベントですが、一緒に踊ることで火の精霊に化けられるITEMが楽しいですよ。週末の人の多いところに置いておくと、そこらじゅうが火の海に…もといsexyな火の精霊のダンスで溢れている様は圧巻でした。この手のitem大好きです。itemスロットが圧迫されるのが難点と言えば難点なんですが。
WGもraid仕様がいろいろと変更になっているみたいですが、相変わらずテンション高くair dropに参加してたりします。talentは2ndにretを取ったにも関わらずprotで通していますけど。ret装備欲しいなあ。最近なかなか遊べなかったりしてますが、この世界やっぱり楽しいなあ…。
アンジェラス
ペルーで、日本で、そしてロンドンでも・・・!? 世界各地で突然発生した謎の奇病。その原因をつきとめるべく記者ブライアンは調査を開始する。すべての現象が同一線上で結びついた時、そこにはさらに恐ろしい極限の事実が存在していた。
このゲーム大好きでした!
ココロのそこから愛してた!
一度クリアすると最初から最後まで手を触れずにストーリーが進んでいくモードが出現するのですが、それを使って何度と無く視聴してました。本当に面白かったなあこれ…。
アドベンチャーゲームって、この頃が一番好きだったなあ。アンジェラス、スナッチャー(もちろんPC88版ですよ!?)、ジーザス、PSY−O−BLADE (サイオブレード)と名作揃いの時代だったっけ。
同時代にあったマンハッタンレクイエム、第4のユニット、INVITATION 〜影からの招待状〜とか、遊びたかったのに遊べなかったソフト郡でした。これより前の「カサブランカに愛を」や「道化師殺人事件」になるとコマンド選択じゃなくてコマンド入力だったような気がします。それでも必死になって遊んだっけねえ。
